蝉の声

  • 2017.07.25 Tuesday
  • 07:12

 

夏になると蝉の鳴き声で、目覚める。

 

車や近隣の騒音とは違って

もう少し寝たいのに・・・うるさいという

気持ちは、不思議と湧かない。

今しか味わうことのできない朝だとわかっているからだろう。

 

散歩の途中、

地面に開いた蝉の穴を見つけた時 ふと考える。

 

地下から地上へ

そして木に登り、孵化して

初めてこの世界を見たとき、

どれほどの感動があったのだろうか

 

山で生まれた者、

ビル群の中で生まれた者、

昔ながらの街並みの生まれた者・・・

 

短い地上での生活の中で、

今、この世界をどのように見たのだろう

 

素晴らしい世界へようこそ

 

自信を持って

に語り掛けることのできる

未来を創りたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

心の声

  • 2017.05.23 Tuesday
  • 07:38

ふとした瞬間に

ネガティブな感情が湧いてくる事が、あります。

トラブルがあったわけでもなく、

なかなか思い通りに事が運ばない時でもなく、

 

自分は、なにやってんだろう・・・?

今、ここで・・・、未来は、どうなるんだろう?

 

それは、

このままでいいの?

自問しているのかもしれません・・・。

いつの間にか、抑え込んだ自分の欲望や考えが

この世界に出たがっているのかもしれません・・・。

単に疲労が溜まっているだけかもしれませんが

 

少し、手を止めて

自分は、どうありたいんだろう?

自分のこころの声に耳を傾ける感じで、

ただ寄り添う時間をとります。

 

ゆっくりめに呼吸をしながら

少し、心が落ち着いたら、

いまここに 戻ります。

 

感情の正体が、わからない時もありますが

それは、気にしません。

答えを出すよりも

立ち止まって、耳を傾けてもらうことを求めているかもしれませんから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日という一日

  • 2017.04.11 Tuesday
  • 07:52

 

特別なことがなくても、

今日もいい一日だったと思える日がある。

 

朝起きた時に、晴れ渡った空を見たこと

手際よく家事が出来たこと

いつもの道に桜が咲いた

神社で 並ばず、水を汲めた

いつもより珈琲を美味しく淹れた

婚礼衣装のカップルの写真撮影を見かけた

自分を必要としてくれる人のために働いた

読みたい本を読みながら、いつの間にか寝た

 

いつもと同じような一日だから

今日という一日を

特別に覚えていることは、ないけど

 

一見、代り映えのしない日常の中には

ほっとする喜びが詰まっている。

 

日常ってなんかいいなと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祈り

  • 2016.04.19 Tuesday
  • 08:14
休みの日の朝、雨は降っていましたが、
身体を動かしたい気持ちに駆られ、いつもの山に向かいました。
幸い、登り始めるころには、雨も止み、散歩を楽しみました。

途中、シダが覆い茂った所にさしかかった時、
目線を下げ、小人気分でぼーっと眺めていると・・・

きっと昔から、シダやゼンマイはこんな感じだったんだろうなぁ・・・
原始の人は、獣から自身や家族を守ること、食料の確保等
生きる上での緊張感と背中合わせできっと生きていたんだろうなぁ・・・

そんなことを想像していた時、上から差し込む太陽の光に気付きました。

周囲を神々しく照らす光を見た時、
緊張感や不安といった感情を和らげるような温かい何かに包まれ、
太古より太陽を崇める人の気持ちがわかったような気がしました。
いつも照らし続けてくれていたその光に
手を合わせ、祈り、その場をあとにしました。



























夕陽

  • 2015.08.04 Tuesday
  • 07:15


事務所に差し込む西日が強くなってきました。
当初は、その暑さにまいっていましたが、
窓の外に簾をかけると程良く遮り、
夕刻を知らせてくれるありがたい存在に変わりました。
そして、仕事が一息ついた時には、マンションの廊下に出て、
夕陽を眺めるようになりました。

ぜったい、夕方の方が時間のスピードが上がるよな・・・
そんなことを頭の片隅で考えながらも、
じっと夕陽をみつめる一時は、
僕の心を和ませると同時に
明日への活力を補充してくれるような大事な時間になりました。

渡辺和子さんの本の中に、
「時間の使い方は、いのちの使い方」というフレーズがありました。

24時間充実した時間を過ごせるのにこしたことはありませんが、
なかなかそうはいきません。

一日5分でも、10分でも自分の心を豊かにする積み重ねが、
やがて1時間、5時間、10時間と増え、
よりよい「いのちの使い方」ができるようになるのでしょう。




〜マンションの廊下からの風景〜 陽は沈みますが、また昇ります・・・


















0 (ゼロ)

  • 2015.06.09 Tuesday
  • 07:59


1
軒、1軒のお家に携わると、
その経験よりこういう場合は、こう。
この場合は、こうといったパターン的な思考が身につきます。

それ自体は悪いことではありませんが、
全く同じケースはありませんので、
従来のやり方ではうまくいかない事もあり、
自身の固定観念が邪魔になる場合もあります。

思いこみや観念に上手く気付いて
違うアプローチをさっとできればいいのですが、
思いこんでいることにすら気づかない事もあります。

それを気づかせてくれるのは、
施主のとんでもない要望や施工者の冷静な意見です。


そこに耳を傾け検討すると、
そういう考え方もあるのか?それならこの方が・・と気付いた瞬間、
観念がすっと消え、良い方向に進む事ができます。

自分の観念を+1とし、他者の意見を-1とすると
2つが融合できた時、±0になり、新たな何かが生まれます。

0から生まれて、さまざまな+1-1を足し引きしながら進み、
最後は0となる人生とどこか似ている気がします。


宇宙も0から生まれた気がします









やる気スイッチ

  • 2015.04.14 Tuesday
  • 08:00


カーテン越に伝わる朝日に起こされるような季節になりました。
こういう日は、起きた時からテンションが少し高く、
朝食を取る前に机に向かい、図面を書き始めることもあります。
一方、昨日まで調子良かったのに、朝起きると・・・
なんとなくしんどいなぁ、いやだなぁという気持の日もあります。

結果を出し続けるスポーツ選手のように、
淡々と今日も一日平常心で仕事が出来たらと思いますが、
なかなかそうもいきません。

そういう日は、いつもよりしっかり掃除を行い、
床の雑巾がけもします。
身体を動かしていると気分が少し上向いてきて、
仕上げにお気に入りの珈琲をたて、机に向かうと・・・
いつの間にか仕事に集中して、数時間が過ぎています。

でも、どうしても気の進まない事や出来ない時は、
少し立ち止まった方がいいのかもしれません。

だって人間なんだから・・・



ある日の朝  朝日をみる。
それだけでテンション上がりますね。




























本物の家

  • 2015.03.31 Tuesday
  • 07:26

朝の連続テレビ小説『マッサン』で、
主人公が原酒5パーセント以下の三級酒をつくることをためらっていた時、
甥に「酒に本物も偽物もない。自分にとっては、この三級酒が本物だ」
と言われたシーンが印象的でした。

酒を家に置き換え、

本物の家とは・・?と考えると

厳選された素材に匠の技

優れたデザイン性やローコスト住宅、

そしてハウスメーカーの家や建て売り住宅・・・


さまざまな家を想像しましたが、
これが本物の家だと言いきる事が僕にはできませんでした。


数日後のある時、
本物の家とは、住み手が決める事であって、つくり手が決める事ではない
という事に気付き、すっきりしました。

本物の家とは、

竣工して20年、30年経ったある日、

「やっぱりこの家、いい家だな」とご家族に思って頂いたその時、
家に与えられる称号のひとつなのかもしれません。

そして、つくり手側に出来る事は、
ご家族に末長く幸せに過ごして頂きたいという一念を持って、
家づくりに向き合い続ける事なのでしょう。


U様邸:居間とキッチン
































世界に一つだけの

  • 2015.02.17 Tuesday
  • 08:22


世界に一つだけの家は

お施主様だけでは、建ちません。

そこに設計士が協力しても、建ちません。

そして現場監督さんが協力しても、まだまだ建ちません


現場で汗を流す職人さんが協力してくれても、まだ建ちません。


必要な材料を供給してくれる人、
現場まで運んでくれる人が協力してくれても、それでも建ちません。


関係者を支える家族、騒音をお互いさまと言ってくれるご近所、
様々なひとの想いが一つにつながった時、
世界に一つだけの家が生まれます。


安産の時もあれば、難産になる場合もありますが、

どの家も大勢の人が携わって生まれるだけに

その人ならではの
その土地ならではの

長く大切に使ってくれる家を建てたいのかもしれません。



S様邸セカンドリビング









ささやかなるもの

  • 2015.02.10 Tuesday
  • 07:50

お正月飾りの花の世話を続けていると、
金色に塗られた一枝から、春の到来を告げる新芽が生まれました。

金色に塗られ、花々の後ろに添えられていたお正月には、
生きているのかどうかそれすら気に留めなかったような気がします。
日々お世話をするようになって、
大丈夫? とか 生きている? といった想いが、時折湧いてきて、
お世話を続けたところで・・・といった時もありましたが
ある朝、新芽を見つけた時、
やはり生きていたんだなぁ、よかったと素直に喜びました。

日常には、思い通りに事が進まない時や
表面的には進んでいるかどうか手ごたえを感じないような停滞感を
感じる事もあります。

そういう時は、一旦物事から離れて、
少し先を見つめた方がいいのかもしれません。

春が必ず来るように、未来は明るいものだから・・・



















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