それぞれの居場所で

  • 2020.07.07 Tuesday
  • 06:26

 

 

大雨が降った翌朝

 

寺に行くと

蓮の花が 咲いていた

 

山に入ると

ホーホケキョ 鶯が 鳴いていた

 

僕は 汗だくになりながら登り 

全うした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特別な一日

  • 2020.06.09 Tuesday
  • 08:07

 

夕方、籠いっぱいの自転車で

鴨川沿いをのんびり走る。

今日の余韻に浸りながら。

 

たいていの打ち合わせ

(北は岩倉、南は丹波橋、東は東山、西は・・・)には、

雨が降らない限り自転車で行くことにしている。

 

これには、「Dr.コトー診療所」という

吉岡秀隆さん演じるコトー先生の影響が大きい。

島の中を自転車で往来し、往診した先のご家族や島の人達とのふれあい、

少しのんびりした時間の流れに強く憧れたと思う。

 

移動距離が長く、自転車の寿命も比較的早いから、

自転車は安価なものを選び、

急ぐこともないので変速機能もつけない。

初めて打ち合わせに訪れると
「こんなところまでノーマルの自転車で来られたんですか」と驚かれたり
「設計事務所の方なので、もっとスタイリッシュな自転車かと想像していました」
と言われることもあるが、あまり気にならない。
ただ籠だけは元々付いていたものから
大きなサイズへ付け替える。

持参するカタログやサンプルの量が多い日や、

神社の井戸水を汲みに行く日もあり、

籠の中に僕の今日を目一杯詰め込むような気がするから。

 

帰りの籠には、

いつもの黒い鞄が口を大きく開けて乗っていた。

図面にカメラ、タオルに飲み干した空のペットボトル2本、

お施主様より頂いた赤飯にビールをその上に積み、

隙間に塩饅頭やゼリー、ルマンドといった

さまざまなお菓子が見え隠れする。

 

今日は棟上げ

ご家族と一緒に過ごした特別な一日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たそがれの

  • 2020.05.26 Tuesday
  • 07:59

 

非常事態宣言が解除されるであろう日の午後

カッテージチーズを作った。

何かを祝いたかったわけではなく、

自宅でチーズを作ることが出来ると聞き、

チーズ好きな僕は、ただ試したくなった。

 

牛乳が温まると、火を止めて、レモン汁を入れる。

しばらくすると、

チーズと乳清と言われる少し黄みがかった液体に分離し、それを濾す。

乳清は栄養満点らしいから、ついでに翌日の夕食としてカレーも作った。

 

夕方、冷蔵庫で冷やしたチーズをクラッカーにのせ

ブラックペッパーをかけたものと

オリーブオイルを少し垂らしたものをツマミに

焼酎のソーダ割を飲み始める。

 

「2波、3波に気をつけて、油断しないように・・・」

呼び掛けていたテレビを消し

今日という日への別れを惜しむような

ほんのりまだ赤みのある空を眺める。

 

未来のことは、わからないけど

今、確実に言えるのは、

チーズが、思いのほかいい出来だったということか

と思いながら、お代わりを注ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガジュマルと私

  • 2020.05.19 Tuesday
  • 12:34

 

小ぶりな大根のような幹で立つガジュマル。

 

愛くるしい姿となにか縁起の良い花言葉に魅せられて、

6、7年前から共に暮らすようになりました。

特別なことはしていませんが、

朝起きるとベランダに出し、水をやり、夕方に室内に入れる。

寒い日や天候が悪そうな日は、外出しない。

 

最初は、10センチ角程度の鉢に入っていましたが、

今回2度目の植え替えで、直径15僂凌¬敞へ引越しました。

 

新しい鉢に移るとき、

絡まった根っこをきらないように気をつけながら

いつの間にか、こんなに大きくなって・・・とただ感心し、

この家で幸せ?と声を掛けた。

 

今日も日が昇る。

ガジュマルをベランダに出し、水をやり、私の1日がはじまる。

まっさらな1日が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春だから

  • 2019.03.19 Tuesday
  • 08:48

 

馴染みの靴屋さんに行くと

「ご無沙汰しています。やっぱり春だから来てくれたんですか?」

「春だから?」

「新しい靴で新学期や新年度を迎えたいという方、意外と多いんですよ!」

 

そういう節目のようなものは、僕にはないので

久しく気にもしなかったけど、

ただ新しい世界へ行きたい気持ちだけはあった。

サッカー選手が移籍して、

新しいチームメートとプレイするような。

 

きっと真っ白な気持ちがほしかったんだと思う。

また一からスタートみたいな新鮮さ。

 

店員さんに上手く乗せられたわけではないけれど

仕事用とスニーカーを1足ずつ購入し、店を出る。

新しい世界を目指して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年賀状だけの付き合いでも

  • 2019.01.08 Tuesday
  • 06:55

 

今年も年賀状だけの付き合いになるかもしれないけれど、

この時を大切にしています。

年賀状を書くときに、お世話になったあの日のことを

昨日のことのように思い出し

感謝の気持ちが湧いてくるからです。

久しくお会いしていないと

お返事を頂けなくなる方もいらっしゃり、

そのときを潮時とするように心掛けています。

 

今から15年ほど前でしょうか、

会社員時代にお家を建てさせていただいた方と

年賀状のやり取りがありました。

ある時、ご家族に御不幸があり、

それに対してお悔やみのお手紙を送った後、

年賀状が届かなくなりました。

自身に配慮が欠けていたのだろうかと

思い返すこともありましたが、

仕方がないと受け入れていました。

 

それから数年後の今年、

その方から年賀状が手元に届きました。

ご家族の仲睦まじい写真入りの年賀状。

 

当時の事を思いだしながら、

お家の住み心地を尋ね、自身の近況をつづる。

 

ただそれだけのことなのですが、

今年はいい年になりそうと期待が膨らみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日日是好日

  • 2018.10.23 Tuesday
  • 18:28

 

朝起きて 1杯の水を飲み

小窓を開けて 新鮮な空気を招き入れる

風がそーっと家の隅々まで新鮮さを運ぶ

まっさらな一日が はじまる

  

自転車に乗っている時

視界の先に

青い空が広がっていた

空が青いというだけで 気分が上がり

ペダルを漕ぐ足に力が入る

今よりも もっともっと遠くへ行けそうで

その先に 素敵な出来事が待っていそうで

 

空回りした一日だったなぁと振り返りながら

風呂上がりに体重を測ると

1垳困辰討い

思いがけない天からの贈り物に

まぁそれなりにがんばったいい一日だった

思い直す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

My Life is

  • 2018.08.21 Tuesday
  • 06:41

 

ご年配の方と打ち合わせしていると、

ご自身の人生の話をお聞きする機会があります。

 

「昔、○○な出来事があって、その時こう切り抜けて、息子を育てたの。

   近所の人達は、よく頑張ったねと最近言ってくれるんですけど、

   夢中だったから、頑張ったっていう感覚はなくって・・・

   健康な体を親から頂いたおかげで、出来ただけだから。

   でも、まぁまぁの人生だったかなと

   今、振り返ると自分でも思います。」

 

帰り道、まぁまぁの人生だったという一言が、なぜか胸に残る。

小説に出来るような濃い人生を自慢するわけでもなく、

まぁまぁといえる度量に魅かれたのかもしれない。

 

同じ年ぐらいになった時に、

自分は、何をどのように話すのだろう。

 

未来の自分へ思いを馳せながら、

まずは今日の人生を大切に生きようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の風 

  • 2018.08.07 Tuesday
  • 09:37

 

夏になると  机の窓に簾を掛け  扇風機を出す

建物の構造上、図面を描く場所にエアコンが付かないからだ

このやり方で夏を乗り切ってきたけど

今年のハンパない暑さには

何かが足りないと思っていた矢先

同じ環境下でも聞こえてくる音で  体感温度が変わることをテレビで知った

急いで風鈴を買いに行く

 

店先にガラス製で金魚の絵の描いた風鈴が飾られていた

いかにも涼しげだけど、いつか割ってしまいそうな不安を感じ

他のはないものかと店奥へ進むと

「私は、いかにも風鈴です」と言わんばかりに

南部鉄で出来た吊鐘型の風鈴と出会う

渋い、渋いなぁ

これなら割れることもないし

1年ごとの鉄器の変化も楽しめそう

試しに鳴らしてみると

キーンと鉄器ならではの透き通った曇りのない音

これに決めた!

 

風の気まぐれで、キーンキーンと音が鳴る

時には強弱をつけて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風薫る

  • 2018.05.08 Tuesday
  • 21:03

 

朝起きて、

事務所の窓の上にある小窓を少し開ける

 

新鮮な空気と一緒に

青々しい新緑の香りも

すーっと風に乗って入ってくる

 

ゆっくり大きく息をすう

 

昨日とは違う

新しい一日がはじまる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PR

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM